いいづなリゾートスキー場をホームに楽しんでいるスキー同好会「リベルテの会」が発信するブログです。例会は木曜日。一緒にスキーやりましょう。コメントお待ちしています!
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【報告】山の会 『岩菅山・裏岩菅山』
三連休中日の10月8日(日)、お知らせしておりました山の会『岩菅山・裏岩菅山』へ行ってきましたので、そのご報告をいたします。
今回、このホームページでのみのご連絡・参加者募集だったので、参加された方は全部で三人、ちょっと寂しいメンバーでした。様々な行事が各地である時期なだけに、日程的に厳しかったのは否めません。申し訳ありませんでした。今後のイベントに教訓として生かしていきたいと思います。
とはいえ、前日土曜の降雨から一転、秋晴れの素晴らしい天候だったので、日程的には正解だったのかなとも思えました。あちらを立てればこちらが立たずでむずかしいですね。
岩菅山の登山口は、志賀高原は一の瀬ファミリースキー場の先、車で数分。若干広くなった路側帯に車が数台停められるスペース。三連休の中日ということで、容易に混雑が予想されたのでいいづなリゾートに早朝5時集合・出発です。もし登山口に車を停められない場合は、一の瀬スキー場に駐車して1時間弱余計に歩くことになります。道中コンビニサンドイッチで軽く朝食。駐車場には6時に到着、先客は2台。どちらも県外ナンバーで、前泊組らしく実質一番乗りです。いそいそと準備をして出発します。
長野市街では昨日の雨は早々に止んで気にならないほどだったのですが、山の上では相当降り続いていたらしく、路はしっとりというよりもぐっしょり濡れています。土壌は粘土質と火山岩が主なようでどちらも濡れると滑りやすく危険です。また、湿った土は水捌けが悪いのか水溜りになっている箇所も多く、山道の保全のためか出だしから木道・木階段が多くあります。湿ったこれと岩にコケが生えているので、更に滑りやすく危険な状態でした。元気なときは心配要りませんが、帰りの下りで疲れが溜まると集中力も散漫になってきて…ちょっと心配です。それまでに乾いてくれるといいんですが、日差しは地面まではなかなか届かず期待薄です。
二つの沢を木の板が渡してあり、その橋を渡るまではほぼ平行移動。途中『底清水』という湧き水がありおいしそうな水が流れていましたが、手が届かず断念。沢に流れる水も澄んでいてとても綺麗です。沢を過ぎると急に勾配が増し、相変わらず木製階段が延々と続きます。時折平地に差し掛かるとそこには道幅一杯の水溜りが行く手を阻みます。深いところでは足首くらいまでは埋まりそう。両脇には背の高い笹が生え、その向こうに比較的大きい針葉樹が疎らに見えますが、見通しは利かず周りの山々はまだ見ることができません。
突然、『中間地点』という看板が道脇においてあります。特に何があるということはありませんが、岩菅山までの中間地点ということで一瞬休憩、水分補給しすぐ出発します。
しばらくゆるい上り坂が続き、気付けば回りの山々がなんとなく見えるようになっています。目的地の岩菅山が森の合間、まだまだ遠くに見えます。
寺子屋山からの路との合流点、『ノッキリ』に到着です。裏岩菅山までの中間地点というイメージ。ベンチがあるので、この先の急勾配に備えしっかり休憩します。ノッキリという言葉は乗り切りなんでしょうか。
樹林帯を抜けて、朝日が急に目に飛び込んできます。ここからは、ガラッと様相が変わって、笹原の中に続く一本道を行きます。右側は日差しもあって笹原の緑が眩しく、左側は日陰に疎らな針葉樹林が見えます。山の頂上を正面に急な坂道が続きますが、石・小岩がゴロゴロしたガレ路もあって足場注意。段差が不規則で筋力に余裕がなくなるのを感じます。振り返ると今まで登ってきた道が一望でき爽快な眺めです。30分ほどがんばると若干傾斜が緩み、今まで見えていた後方の路が空に変わり、もうすぐ頂上だというのがわかります。
岩菅山山頂(2,259m)にはいくつかの碑と祠があり、一段下に避難小屋があり後で知りましたがトイレもあるそうです。時刻は9時、登り3時間弱。ちょっと時間的には早いのですが、朝食も早かったのでエネルギー補給、おにぎりをひとついただきます。
休憩をほどほどに切り上げて、岩菅山北東方面奥の裏岩菅山に向かいます。見た目はほぼ高度が変わらない平坦な尾根を行くイメージですし、近くに見えるので時間もそうかからない、例えるなら飯綱山と霊仙寺山といった感じです。しかし現実は、地味なアップダウンが幾重にも続き、昨日の雨で路がぬかるんでいるのを、秋の行楽シーズンを前に山道の草刈をしたのでしょうか、刈られた笹がそのままでそれを隠していて、とても歩きにくいのも手伝って、近付いてくる気配が一向にありません。尾根のコル(鞍部)では両ピークが目視できなくなって精神的に疲労が溜まります。
予定のコースタイムより20分ほど遅れてやっと裏岩菅山山頂に到着。岩菅山より標高が高い(2,341m)のですが、山頂部の広さは10畳程度、腰を下ろせる場所も少なく5~6人で混雑感が出ます。しかし、今回の目的地到着ですので昼食休憩、残りのおにぎりとスープを食べ食後のお茶をいただきます。
さすがにこのあたりの最高峰なだけありまわりの山々が良く見渡せます。北西に焼額山・高社山・斑尾山・頚城三山、北東に鳥甲山・苗場山、南東に白根山・妙義山・榛名山、南西には遥か北アルプスの連なりが南に伸びているのが見えます。正に360度の展望です。太平洋側、日本海側は雲が厚く覆っていて山々や海は見ることができませんでしたが、大満足です。小一時間ほど休憩後荷物服装を整えて下山開始です。
帰りも岩菅山までの道は結構遠く感じました。ピークでは行きのときよりも更に多くの登山者が休憩しています。小休止をいれ下り道へ。登りより急な坂道に感じます。岩が不安定なところもあり慎重に歩を進めますが、背の高い木々も特に無く、笹原に続く一本路を眼下に眺めながらの帰り道はやはり気分がよく、疲れはほとんど感じません。しかし、段差の高い下り階段を降りるのは、気付かずに疲労が蓄積します。程なくノッキリに到着、足に疲労が溜まってしまったメンバーがしきりにマッサージ。ちょっと長めの休憩になりました。この時間に登ってくる登山者がいます。聞くと岩菅の避難小屋で一泊予定とか。三連休なので余裕のある行程を組んでいるようです。
この先は行きのイメージはそれほどきつくないスムーズな坂道だったんですが、下りのそれはところどころにある段差がけっこう落差があって、疲れてしまった脚には非常に辛い路でした。そして、すぐに木製階段が現れます。これまた段差が大きく歩幅も限定されてしまうので、元気なときは問題ないのでしょうが、疲労が溜まった状態では非常に辛い下り坂です。ここでも登りの登山者グループとすれ違います。
一段一段膝に手を添えながらゆっくり下っていくと、谷下の方向から沢の流れる水音が聞こえるようになりました。もうすぐ下り坂が終わります。濡れた丸太階段に足を滑らせることのないように最後まで慎重に下り、沢に到着。後はほぼ平坦な小路を平行移動です。最後の最後に駐車場に降りるのにちょっとしたトドメの下り坂があります。疲れた足には効きます。駐車場には2時半過ぎに到着、下り3時間半ほどでした。
駐車場には路上駐車を含めて10台以上の車が停まっていました。さすが二百名山だけあって県外ナンバーが並んでいます。今年の紅葉はあまり良い色にならずに落葉が早いらしく、今回もまだ紅葉が始まったかなといった感じで、次週末辺りがピークかもしれませんが天候が思わしくないので悩ましいところです。いそいそと車に乗り込み帰宅の途に就きますが、途中数ある温泉には寄らず直帰、余裕がありませんでした、反省。
2019-20シーズンが始まりました。
皆さん初スキーはもう済ませましたか?
暖冬小雪だそうですが、気にせず無理せずできる範囲で目一杯楽しみましょう。
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